判断の基準はすべて「お客様の不平・不満の解消」。
世の中をより便利に、より豊かに。
私たちは私たちのサービスで、
すべての人に笑顔を届けていきたい。
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
氏永 勝之
smileガーデンの事業方針は、つねにお客様の不平・不満を解消することが前提となって事業が始まりました。
今あるサービスの改革、改善。サービスを提供する立場であっても、「使う・買う立場」で考え、問題点を発見し、日々、スピード感を持ってより便利に、よりシンプルに取り組んでいます。それは、smileガーデンの事業理念である『Smile & Casual』にも込められています。
Smile & Casualそれは弊社の経営理念。業界の慣習にとらわれない、常に新たなサービスの提供を目指します。それにより、すべての人に笑顔と満足を提供し、すべての人が気軽に便利に利用できるサービスを実践します。
Casual「Casual」は、「心身ともに明るく爽やかで、信頼していただけること」を意味します。私はこの言葉に 「お客様が気軽に、信頼してご利用いただける会社づくり」という想いを込めました。
必要なことを明確に開示し、お客様を満足させることにこだわる・・・。
そして、その先に見えること、それこそが「Smile」です。
Smile「Smile」は、単なる笑顔にとどまらない、人間性やマナー、服装や表現方法、あいさつなどをすべて包みこむ言葉。 個性を支える、「人間として会社としてのベース」に他なりません。
私は、「Smile」の達成には「Casual」が問われると気づいてから、こう考えるようになりました。
お客様に「笑顔」と「満足」を提供しようと。
Smile & Casualこの弊社の経営理念はまた、「smileガーデン」という名につながっていきました。私は、このような理念を社員一人一人が共有し行動することで、一人でも多くの「笑顔」を作ってほしいと思っています。
そのようなsmile集団であれば、どこにもマネのできない「smile story」を自然に作り上げることができると信じています。理念の先にあるのは、smileの広がりです。「Smile & Casual」の共有、理解の深まりによる新しいsmileづくりへ、私たちは歩み続けていきたいと思います。
代表プロフィール愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。
しかし、保守的な業界慣習や、職人のマナーの悪さに違和感を覚え、親の会社である植木の生産卸及び造園工事を手掛ける愛知農園植木苗木株式会社に転職後は、良き伝統や技術は大切に継承しつつも、時代のニーズに合わせた新たな取り組みを開始する。
まず、卸売業や造園会社の下請けのみだった植木農園の事業形態を一新。一般のお客様でも気軽に来園していただける仕組みに変えるなど「六次産業化」(一次産業×二次産業×三次産業)を進める。
当時、この業界ではまったく新しい事業スタイルで多くのお客様のニーズを捉え、開始半年で一般のお客様への販売及び工事だけで年間約1億円を売り上げる社内体制を確立。
その後、庭の手入れに特化した「smileガーデン事業部」を設立。開始後すぐに全国展開を進め、事業開始から約9年(2022年6月時点)で全国約170店舗、造園業界No.1の店舗数を誇るに至る。
お庭のリフォーム専門店の「smileガーデンプチ庭づくり事業部」や、新築の外構・エクステリア工事に特化した「smileエクステリア」も、新規予約が半年後となるほどの大盛況を記録するなど、新たな視点と仕組みを果敢に取り入れることで、造園・エクステリア業界に次々と新風を吹き込んでいる。
現在では、一般社団法人ガーデンビジネス協会を設立し、この業界の人材不足の歯止めをかけるために、庭師を育てる事業と庭師を育てる講師を育てる事業を行う。
著書に、『家づくりを失敗する人の盲点は庭にあった』を執筆。