カクレミノ
カクレミノは日本や東アジア原産のウコギ科に属する常緑小高木です。名前の由来は、3~5ヶ所に切れ込みの入った葉の形が、鬼や天狗が身を隠すために着る「隠れ蓑」に似ていることに由来します。
一年中、艶やかな美しい葉姿を楽しめ、日陰でもよく育ちますので、他の植物が育ちにくい建物や塀のすぐそばで日当りの悪い場所に重宝します。特にマンションの北側の日が当たらない箇所や、和モダン風の庭によく使われることが多いですが、見た目の印象が軽やかなので洋風の庭にも合わせやすいです。
開花期 | 植え付け | 肥料 | 剪定 |
---|---|---|---|
7~8月 | 3~5月, 9~11月 | 2月 | 3~7月 |
※あくまでも適期です。真夏以外はいつ植えても大丈夫ですが、樹種によっては厳寒期も避けたほうが良い樹種もございます。詳しくはお問い合わせください。
※あくまでも適期です。基本的にはどんな樹木でも時期問わず大丈夫ですが、時期によっては切りすぎると枯れてしまう場合がございますので、詳しくはお問い合わせください。
カクレミノの剪定のコツ|失敗しない時期や方法のポイント
カクレミノは基本的には剪定の必要はありませんが、樹高や樹幅を抑えるために剪定する場合、剪定時期や方法を知っておく必要があります。
ここからは、カクレミノを剪定するのに適した時期や適切な剪定方法を紹介します。
目次
カクレミノの剪定の時期
庭木の剪定は一年中いつでもできるわけではなく、剪定に適した時期とそうでない時期があります。ここからは、カクレミノを剪定するのに適した時期について解説します。
カクレミノ剪定の適期・可能時期カクレミノの剪定は、春先の4月頃から本格的な暑さが始まる7月上旬頃までに行いましょう。7月中旬以降から8月の暑くなる時期は、剪定によるダメージが大きいため避けましょう。また、カクレミノは常緑樹なので葉が残っていますが、寒い時期は休眠期なので、冬期の剪定も避けましょう。
カクレミノを自然に育てる場合は毎年の剪定は必要なく、樹形が乱れたり、育ち過ぎてしまったりした場合のみ、必要に応じて行いましょう。
カクレミノの剪定は、春先の4月頃から本格的な暑さが始まる7月上旬頃までに行いましょう。7月中旬以降から8月の暑くなる時期は、剪定によるダメージが大きいため避けましょう。また、カクレミノは常緑樹なので葉が残っていますが、寒い時期は休眠期なので、冬期の剪定も避けましょう。
カクレミノを自然に育てる場合は毎年の剪定は必要なく、樹形が乱れたり、育ち過ぎてしまったりした場合のみ、必要に応じて行いましょう。
カクレミノの剪定方法
カクレミノの剪定を自分でしたい方のために、剪定に必要な道具や基本の剪定方法を紹介します。
また、カクレミノの剪定で失敗しないための注意点も紹介するので、剪定に挑戦する前にご一読ください。
カクレミノの剪定に必要な道具カクレミノの剪定に必要な道具は以下の通りです。
剪定道具は用途に応じていろいろありますが、どれも十分に注意して使用することが大切です。それでは、一つずつ見ていきましょう。
カクレミノの剪定に必要な道具は以下の通りです。
剪定道具は用途に応じていろいろありますが、どれも十分に注意して使用することが大切です。それでは、一つずつ見ていきましょう。
剪定用手袋
カクレミノの剪定では必ず剪定用の手袋を着用しましょう。剪定中に枝の切り口や刃物などで手指を傷つけるのを防ぎます。
手のひら側が樹脂コーティングになっているものは、剪定バサミやノコギリが滑りにくく安全です。
剪定バサミ
カクレミノの剪定で最も活躍するのが、ペンチのような形をした剪定用のハサミです。直径1~2cm程の枝を切るのに使います。
剪定バサミには、バイパス式とアンビル式の2種類があります。バイパス式は上下の2枚の刃を交差させて枝を切断するタイプで、生きた枝を剪定するのに向いています。アンビル式は下刃が受け皿状になっているのが特徴で、硬い枝や枯れた枝を剪定するのに向いています。
剪定バサミはバイパス式もアンビル式もサイズがいろいろあります。手の大きさに合わせて使いやすいものを選びましょう。
植木バサミ
植木バサミは刃先が細いので、剪定バサミでは入りにくい込み入った場所に入りやすく、小回りが利きます。剪定バサミほど太い枝は切れませんので、細い枝や最後の仕上げに使用します。
取手の片方の輪には親指を、もう一方の輪には中指から小指までを入れて、人差し指は外に出してハサミを支え、安定させて使うのがコツです。
剪定ノコギリ
剪定バサミでは切れないような直径2cm以上の太さの枝は、剪定用のノコギリで切りましょう。木工用ノコギリとは違い、お侍さんの脇差のようなノコギリです。細身で刃先20cm~30cmの軽量なものがおすすめです。
注意点として、カクレミノの枝をノコギリで切っている最中に、枝の重みで樹皮が裂けてしまうことがあります。枝の切る箇所の下部に少し切り込みを入れてから、その少し外側を枝の上からノコギリで切れば、皮が裂けても切れ込みのところで樹皮の裂けがストップしてくれ、見栄えが悪くなるのを防ぎます。
樹皮が避けるとそこから腐りが入る可能性がありますでの、注意してください。
傷口癒合剤
太い枝を剪定した後の切り口に塗ります。傷口がいつまでも乾かないでいると、栄養が流れ出たり、病原菌に侵されたりする場合があるためです。
カクレミノの剪定で使う癒合剤としておすすめなのは、トップジンMペーストやカルスメイトなどです。
その他あれば便利なもの
高枝切りバサミ(細い枝なら脚立不要)、熊手(剪定した葉や枝を集めるのに使用します)、箕(ちりとり代わりに使います)、シュロ縄(切ってはいけない枝を一時的にまとめておく紐)、フレコンバッグ(枝葉を入れるごみ袋)などがあると便利です。
カクレミノの剪定方法カクレミノの剪定は樹形を整えて見栄えをよくする剪定と、日当たりや風通しを改善して実をしっかり付けさせる透かし剪定を行います。
基本の剪定手順
①木の全体を見て、剪定後の樹高や樹幅をイメージする。
②株元から伸びているひこばえは根元から切り落とす。
③勢いよく伸びて樹形を乱している枝は、枝の分岐点から切り落とす。
④枝が込み合っている部分は、重なった枝、他の枝に絡んだ枝などを選んで、枝の付け根から切り落とす。
⑤切り口に癒合剤を塗る。
カクレミノの剪定は樹形を整えて見栄えをよくする剪定と、日当たりや風通しを改善して実をしっかり付けさせる透かし剪定を行います。
基本の剪定手順
①木の全体を見て、剪定後の樹高や樹幅をイメージする。
②株元から伸びているひこばえは根元から切り落とす。
③勢いよく伸びて樹形を乱している枝は、枝の分岐点から切り落とす。
④枝が込み合っている部分は、重なった枝、他の枝に絡んだ枝などを選んで、枝の付け根から切り落とす。
⑤切り口に癒合剤を塗る。
カクレミノの剪定注意点まとめカクレミノの剪定で注意したい点は、以下の通りです。
①下の葉がなくなったら切り戻す
カクレミノは放任していると背丈が3~5mぐらいまで生長しますが、背が高くなってくると下の方の葉がなくなりがちです。葉がなくなってしまって見栄えが悪くなったら、春先の剪定で、葉がなくなってしまった所まで切り戻してみましょう。回復に時間はかかりますが、元気な株ならばまた新しい芽が出てきます。
②自然樹形で育てるなら基本的に剪定は不要
カクレミノは自然な樹形が美しく、毎年剪定する必要はほぼありません。ただし、狭い場所で育てる場合やコンパクトに仕立てたい場合は、必要以上に伸びた枝を切って樹高や樹幅をコントロールしましょう。
③真夏と真冬の剪定は厳禁
カクレミノは極端な暑さと寒さに弱い傾向にあるため、夏の一番暑い時期や寒い季節に剪定をすると、弱ってしまいます。4~7月と比較的剪定できる期間は長いので、この時期を守って剪定しましょう。万が一この剪定時期を逃してしまったら、翌年の春先まで剪定を待ちましょう。
カクレミノの剪定で注意したい点は、以下の通りです。
①下の葉がなくなったら切り戻す
カクレミノは放任していると背丈が3~5mぐらいまで生長しますが、背が高くなってくると下の方の葉がなくなりがちです。葉がなくなってしまって見栄えが悪くなったら、春先の剪定で、葉がなくなってしまった所まで切り戻してみましょう。回復に時間はかかりますが、元気な株ならばまた新しい芽が出てきます。
②自然樹形で育てるなら基本的に剪定は不要
カクレミノは自然な樹形が美しく、毎年剪定する必要はほぼありません。ただし、狭い場所で育てる場合やコンパクトに仕立てたい場合は、必要以上に伸びた枝を切って樹高や樹幅をコントロールしましょう。
③真夏と真冬の剪定は厳禁
カクレミノは極端な暑さと寒さに弱い傾向にあるため、夏の一番暑い時期や寒い季節に剪定をすると、弱ってしまいます。4~7月と比較的剪定できる期間は長いので、この時期を守って剪定しましょう。万が一この剪定時期を逃してしまったら、翌年の春先まで剪定を待ちましょう。
造園業者・庭師にカクレミノを剪定してもらうには?
自分で剪定するメリット・デメリットカクレミノを自分で剪定するメリットとデメリットを紹介します。
メリット
・剪定道具を揃えてしまえば、ほぼ費用がかからない
・自分のスケジュールで剪定できる
・満足感や達成感が得られる
デメリット
・剪定道具の購入に費用がかかる
・剪定道具の収納場所が必要になる
・刃物を使った作業でケガをする危険性がある
・剪定後の枝葉ゴミを自分で処理する必要がある
・時間が取られる
自分で剪定するか業者に依頼するかで悩んでいる方は、メリットとデメリットをよく比較した上で判断してください。
カクレミノを自分で剪定するメリットとデメリットを紹介します。
メリット
・剪定道具を揃えてしまえば、ほぼ費用がかからない
・自分のスケジュールで剪定できる
・満足感や達成感が得られる
デメリット
・剪定道具の購入に費用がかかる
・剪定道具の収納場所が必要になる
・刃物を使った作業でケガをする危険性がある
・剪定後の枝葉ゴミを自分で処理する必要がある
・時間が取られる
自分で剪定するか業者に依頼するかで悩んでいる方は、メリットとデメリットをよく比較した上で判断してください。
カクレミノの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れカクレミノを自分で剪定することに少しでも不安を感じる場合は、剪定のプロである造園業者や庭師に剪定を依頼することをおすすめします。
カクレミノの剪定を依頼する業者は、スマイルガーデンのような全国展開しているチェーン店がおすすめです。ウェブサイトからお住まいの地域にあるチェーン店を検索でき、オンラインで見積もりも取れます。
地元の庭師や造園業者から探す場合は、近所の人や知り合いが実際に使ったことがある業者の中から評判の良いところを選ぶのが安心です。ネット検索で探す場合は、口コミやレビューなどを参考にしましょう。
業者に剪定を依頼するまでの流れは以下の通りです。
①業者に直接電話をかけるか、ウェブサイトの問い合わせフォームを使って、剪定の相談をしてみましょう。剪定してもらいたい樹木の種類、高さ、本数などを伝えましょう。
②オンラインや電話だけで剪定料金を提示してくる業者もありますが、現地調査しないと正確な見積もりが出せないことも多いです。まずは業者に現地を見に来てもらう日時を決め、見積もりを出してもらいましょう。現地調査と見積もりまでは無料で行ってくれる業者が多いです。
③できれば最低3社から相見積もりを取りましょう。見積もり金額と業者の対応を総合的に比較して、依頼する業者を選びましょう。剪定料金全額を前払いを求めない業者だと、最後まできちんと対応してもらえるので安心です。
カクレミノの剪定を造園業者・庭師に頼むメリットカクレミノの剪定は自分で行うことも可能ですが、プロの業者に依頼するメリットも多くあります。ここでは、造園業者や庭師に頼むメリットは以下の3つです。
良い仕上がりが期待できる
造園業者や庭師に依頼する最大のメリットは仕上がりのクオリティが高いことです。切るべき枝とそうでない枝を見極めたり、形よく仕上げてたりするのは、剪定初心者には難しいかもしれません。庭木のプロに依頼すれば、自分で剪定するよりも確実に良い仕上がりが期待できます。
他の庭木の剪定や剪定以外の仕事も一存できる
カクレミノ以外の剪定もする必要があったり、剪定以外での庭木の消毒や草刈りなどを依頼する必要があったりする場合、造園業者や庭師にまとめて依頼するのがおすすめです。庭関連で気になる部分を一挙に引き受けてもらえれば、複数の業者とやり取りする必要がなく、一つ一つの作業を別々に依頼するよりも安く引き受けてもらえる可能性も高いでしょう。
枝葉ゴミの処分もしてもらえる
カクレミノを剪定した後には枝葉ゴミが発生します。自分で剪定する場合は枝葉ゴミの処分も自分で行わなければならず、お住まいの自治体の規定に基づいて枝を一定の長さで切り揃えたり、細かな葉や小枝をゴミ袋に詰めたりするのに大変な労力を要します。業者に剪定を依頼すれば、枝葉ゴミの処分まで行ってもらえるので安心です。
カクレミノの剪定は自分で行うことも可能ですが、プロの業者に依頼するメリットも多くあります。ここでは、造園業者や庭師に頼むメリットは以下の3つです。
良い仕上がりが期待できる
造園業者や庭師に依頼する最大のメリットは仕上がりのクオリティが高いことです。切るべき枝とそうでない枝を見極めたり、形よく仕上げてたりするのは、剪定初心者には難しいかもしれません。庭木のプロに依頼すれば、自分で剪定するよりも確実に良い仕上がりが期待できます。
他の庭木の剪定や剪定以外の仕事も一存できる
カクレミノ以外の剪定もする必要があったり、剪定以外での庭木の消毒や草刈りなどを依頼する必要があったりする場合、造園業者や庭師にまとめて依頼するのがおすすめです。庭関連で気になる部分を一挙に引き受けてもらえれば、複数の業者とやり取りする必要がなく、一つ一つの作業を別々に依頼するよりも安く引き受けてもらえる可能性も高いでしょう。
枝葉ゴミの処分もしてもらえる
カクレミノを剪定した後には枝葉ゴミが発生します。自分で剪定する場合は枝葉ゴミの処分も自分で行わなければならず、お住まいの自治体の規定に基づいて枝を一定の長さで切り揃えたり、細かな葉や小枝をゴミ袋に詰めたりするのに大変な労力を要します。業者に剪定を依頼すれば、枝葉ゴミの処分まで行ってもらえるので安心です。
カクレミノの剪定は最低価格保証のsmileガーデンへ
お庭の便利屋『smileガーデン』は、造園業界ナンバーワンのチェーン店舗数を誇る、お庭のエキスパート集団です。
確かな品質で、どこよりも迅速をモットーに、お客様のニーズに合わせた満足のいく造園サービスを提供しております。
作業スタッフの指名も可能で、年末など混み合う時期の事前予約も承っております。
もし他社様の相見積もりで、弊社より安い業者があったらぜひご一報くださいね。
最低価格保証を実施中です。
■smileガーデンが選ばれる理由造園業界全国ナンバーワンのチェーン店なので、年間4万件を優に超えるご依頼があり、リピート率は95%と信頼と実績には定評があります。
なぜsmileガーデンはそこまで人気があるのでしょうか。
日本全国のお客様からsmileガーデンが選ばれるのには3つの理由があります。
造園業界全国ナンバーワンのチェーン店なので、年間4万件を優に超えるご依頼があり、リピート率は95%と信頼と実績には定評があります。
なぜsmileガーデンはそこまで人気があるのでしょうか。
日本全国のお客様からsmileガーデンが選ばれるのには3つの理由があります。
・smileガーデンが選ばれる理由その1
smileガーデンが選ばれる理由その1は「便利」なこと。
造園業界全国ナンバーワンのチェーン店舗数を誇る地域密着型サービスなので、お客様の現場の最寄り店から迅速に伺うことが可能です。
360日無休(年末年始のみ休業)なので、スケジュールにもよりますが、早ければその日のうちに対応可能。
庭木一本から依頼できるのも便利なポイントです(ただし最低受注額あり)。
電話すれば自社運営の集中コールセンターにつながるので、担当スタッフには言いにくいようなことも気後れせずに気軽に相談することができますね。
・smileガーデンが選ばれる理由その2
smileガーデンが選ばれる理由その2は「安い」こと。
見積り無料、出張無料、外注費などの無駄な経費は徹底的にカットし、チェーン店ならではの大量仕入れを可能とした仕入れにかかる中間マージンがない分、安価に施工できるという、業界No.1店ならではの料金体系が魅力のポイントです。
明朗会計、納得のいく料金設定なので、お客様の満足度が高いのもうなずけます。
もしご納得がいただけなかったら、見積もり後のキャンセルもOKですので、お庭の手入れのことなら何でもご相談くださいませ。
・smileガーデンが選ばれる理由その3
smileガーデンが選ばれる理由その3は「上手い」こと。
smileガーデンでは、造園業界で10年以上の経験を積んだベテランの庭師が9割以上在籍しており、プロの知識と経験で「安かろう、悪かろう」ではなく「安かろう、上手かろう」をご提供します。
その上手さの秘訣は、徹底した社員教育がポイントです。
定期的に全国からスタッフが集まり、技術やマナーの研修を行い、更なる技術とサービスの向上に努めています。
そのような理由から、全国どこでも安くて安定した技術をお届けできるのです。